企業インタビュー
株式会社アバント
経営管理の変革を支えるアバント。
その強みと大切にしている姿勢
2026-09-09

株式会社アバント
国内シェアNo.1の連結会計ソフトウェアをはじめ、業績管理、データ活用など、経営管理に関する幅広いソフトウェアとコンサルティングサービスを提供。日本企業の時価総額TOP100社のうち約7割の企業と取引実績を有し、豊富な実績と専門性を強みに、多くの大手企業の経営基盤を支えている。
「Be Global 世界に通用するソフトウェア会社になる」というビジョンのもと、成長を続けるアバント。企業の経営管理を支える同社では、どのような価値を提供し、どのような人材が活躍しているのだろうか。
今回は、各事業部を率いる3名に、アバントならではの強みや仕事の魅力について語ってもらった。
Profile
岩佐 泰次 氏
執行役員
コーポレートバリューコンサルティング事業部管掌
梅田 信介 氏
執行役員
CPMソリューション事業部長
長友 拓也 氏
プロダクトソリューション本部
経営管理パッケージ統括部長
(記事内敬称略)

――まずは、皆さまの管掌事業部とその役割について教えてください。
岩佐:コーポレートバリューコンサルティング事業部は、その名のとおり、お客さまの企業価値をどのように高めていくかにフォーカスした部門です。戦略コンサルティングとITコンサルティングを掛け合わせ、構想策定などの上流工程から、実際の仕組みづくりまで一貫して支援しています。
梅田:CPMソリューション事業部では、お客さまの経営管理業務を対象に、グローバルのEPM・CPMソフトウェアを活用した支援を行っています。構想策定などの上流工程からシステム導入、導入後の運用支援までを一気通貫で担い、これまで200社以上のお客さまを支援してきました。
長友:経営管理パッケージ統括部では、自社製品の導入・活用支援を行っています。システム構築だけでなく、業務設計や社内への浸透までサポートしています。また、これまでの導入実績やノウハウをもとに、経営管理のベストプラクティスをパッケージ化して提供しており、お客さまと伴走しながら継続的な活用・改善に取り組んでいます。
――それぞれの専門性を生かしたご支援をされているのですね。アバントならではの強みや特徴について、どのように捉えていますか。
岩佐:長年、経営管理という領域に特化して取り組むなかで培ってきた専門性は、アバントの大きな強みです。また、戦略や構想を描くだけで終わるのではなく、AIをはじめとする新しいソリューションも取り入れながら、実際の仕組みづくりや現場への定着まで支援できる総合力があります。このふたつが、アバントらしさだと考えています。
梅田:日本市場で展開されている主要なグローバルEPM・CPMソフトウェアのほとんどを取り扱っている点も特徴です。各製品に関連するITスキルと、経営管理領域における知識を活かし、お客さまのニーズに応じた最適なソリューションをご提案できます。
また、日本を代表する大手企業との豊富な取引実績も当社の財産です。日本企業の時価総額上位100社のうち半数以上を顧客に持ち、祖業である連結会計をはじめ、経営管理領域において幅広い支援を行ってきました。
長友:システム導入企業にとっては「本稼働」がゴールになりがちですが、お客さまにとっては、むしろそこがスタートです。管理会計を取り巻く環境や課題は常に変化していくため、アバントではパッケージの提供だけでなく、伴走しながら継続的な活用や改善を支援しています。お客さまと最適解を考え続ける姿勢こそ、アバントの特徴だと思います。
――顧客に寄り添い続ける姿勢が選ばれる理由なのかもしれません。そうした仕事を支えるアバントのカルチャーについて教えてください。
岩佐:全社的によく聞くのは、「人がいい」ということですね。5年ごとの永年勤続表彰の際、長く働いている社員の多くは「人がいいから続けてこられた」と話してくれます。互いを尊重し合う風土がアバントの土台にあるのだと思います。
梅田:「人がいい」に関連しますが、互いをサポートし合う文化がありますね。私の事業部では扱う製品が幅広く、テクノロジーの進化も早いため、メンバー同士で新しい技術や製品への知見を共有しながら、より良い導入・運用手法を追求しています。また、さまざまなタスクフォースを設けて新たな経験やキャリアアップにつながる機会も設けています。
長友:私は、挑戦を後押ししてくれるカルチャーが根付いていると感じます。経営管理の世界には、ひとつの決まった正解はありません。だからこそ、お客さまにとって何が最適なのかを考え、試行錯誤しながら新しいことに挑戦する姿勢が大切ですし、それがこの仕事の面白さでもあります。もちろん、すべてが成功するわけではありませんが、失敗を責めるのではなく、そこから学び、次につなげていく風土があります。
――貴社で大切にされているスタンスや、活躍されている方に共通する特徴があれば教えてください。
岩佐:私自身は、「考え抜く力」「謙虚さ」「チャンピオンシップ」の三つを大切にしています。チャンピオンシップとは、オーナーシップのように当事者意識を持つことから一歩進んで、「自ら物事を前に進めていく力」のことです。アバントで活躍するには、何より必要な力だと考えています。
梅田:お客さまの課題解決に向けて自分に何ができるかを考え、学び続ける姿勢が大切です。自分事として最後までやり遂げられる人が活躍していると感じます。
長友:お客さまの課題に対して、「自分だったらどうするか」という視点で本質的な課題に向き合える人は、仕事を楽しみながら成長していると感じます。
――アバントならではの専門性や仕事への向き合い方が伝わってきました。ありがとうございました。
それぞれの事業部で描けるキャリアとは
ここからは、各事業部の特徴やそこで働く魅力について、責任者の皆さまに伺った。

コーポレートバリューコンサルティング事業部
「成長シナリオの策定から実現まで伴走」
執行役員 岩佐 泰次 氏
コーポレートバリューコンサルティング事業部は、お客さまの成長シナリオを描き、その実現に必要な仕組みづくりまで支援する部門です。近年、多くの企業では、投資家や市場から成長戦略の明確化が一層求められています。経営企画部門や経理財務部門には、これまで以上に経営の司令塔としての役割が期待されていますが、「どの事業に投資すべきか」「どう企業価値を高めていくのか」といった問いに向き合い、実効性のあるシナリオを描くのは容易ではありません。
例えば、事業ポートフォリオ委員会を立ち上げたものの議論の進め方に迷うケースや、IRで成長戦略を公表したものの、実行体制が整っていないケースがあります。私たちは、財務分析や事業分析を起点に現状を整理し、市場トレンドや将来予測も踏まえながら、お客さまとともに成長戦略の実現に向けた道筋を描きます。その上で、AIソリューションやITも活用しながら具体的な仕組みづくりを行い、最終的にはお客さま自身で推進できる体制の構築まで支援しています。
現在、事業部は立ち上げから4年目を迎え、1を10にするフェーズにあります。社会にインパクトを与える仕事がしたい方や、答えのない課題に向き合いながら事業をつくっていきたいという方には、大きな挑戦の機会がある環境です。

CPM ソリューション事業部
「グローバルEPM・CPMソリューションで企業の意思決定を支える」
執行役員 梅田 信介 氏
CPMソリューション事業部では、グローバルのEPM・CPMソフトウェアを活用し、企業の経営管理業務の高度化を支援しています。予実管理や経営分析の改善に加え、グループ会社から経営管理に必要な情報を効率的に収集する仕組みづくり、さらにはPSI(販売・生産・在庫)管理など、業種ごとに異なる事業管理課題の解決にも取り組んでいます。
私たちの役割は、単なるシステム導入ではありません。情報システム部門や経理部門、事業部門の方々と対話を重ねながら、一緒に本質的な課題を見極め、最適なソリューションを見出しています。構想策定からシステム導入、運用支援まで一貫して携わるため、自ら設計した仕組みが現場に定着し、活用されていく様子を見届けることができます。また、AIをはじめとする最新機能が次々と登場するグローバル製品にいち早くキャッチアップし、それらをお客さまの業務にどう活かせるかを考えるのは、この事業部ならではの面白さだと思います。
好奇心を持って新しいことを学び、お客さまのために何ができるかを考えながら行動できる方は、きっと活躍できる環境です。

プロダクトソリューション本部 経営管理パッケージ統括部
「システム導入の先にある、本質的な課題解決へ」
統括部長 長友 拓也 氏
経営管理パッケージ統括部では、グループ経営管理システム「AVANT Cruise」の導入支援を行っています。私たちは、提案段階からお客さまの業務や課題を整理し、解決すべき課題を定義するところから関わります。
多くの企業では、中期経営計画と単年度予算など、本来ひとつの経営シナリオでつながっているべき情報が分断されたまま運用されています。私たちは、「AVANT Cruise」とこれまで培ってきたノウハウを活用しながら、経営管理の基盤となるデータや仕組みづくりから支援しています。
また、「現在のやり方に限界を感じているが、何を変えればよいか分からない」という企業も多く、そうした言語化できない課題の中にこそ、本質的なテーマが隠れています。そのため、RFP(提案依頼書)の要件にそのまま回答することは少なく、背景にある課題や将来的に目指す姿まで見据えて提案する姿勢を大切にしています。そうした支援を続けるなかで、システム導入のご相談から、経営管理そのものについて継続的にご相談いただく関係へ発展することも少なくありません。
経営管理という専門性を軸にしながら、常に新しい挑戦の機会があり、お客さまと一緒に答えを探し続けられることが、この仕事の魅力だと思います。

聞き手 中野 聡(なかの・さとし)
パーソルキャリア Bilingual Recruitment Solutions (BRS) ディレクター。中央大学卒業後、事業会社で営業、情報システム部、総務部、社長室を経験。パーソルキャリアでは、IT/ネット/コンサル領域を中心に転職・採用支援を担当。現在はBRSの営業部門を管掌。

写真左から採用支援で関わるBRSの中野、黒澤、保池、アバントの長友氏、梅田氏、岩佐氏。
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※所属部署・役職・業務内容は取材当時のものです。





