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レポート

日本特有の採用課題とは

1. 「英語力」に対する考え方の違い

2024-04-08

ビジネスのグローバル化が進むにつれ、採用市場でも語学力がますます重視されています。特に英語力には高い需要がありますが、日本で即戦力となるバイリンガル人材を採用するのは、他国と比べ非常に難しいのが現状です。

 

その理由のひとつに、世界的に見て日本人の英語力が低いことが挙げられます。 EF Education Firstが毎年公表している世界英語力ランキング「EF English Proficiency Index」によると、2023年の調査で日本は113か国中87位と、英語力が「低い」レベルに分類されました。

 

しかし、日本のバイリンガル人材の採用を難しくしているのは、日本人の英語力の低さだけではありません。採用過程において、多くの日本人には外国人と比べ自身の語学スキルを過小評価する傾向が見られます。このことを認識していない企業は、本来は適性の高い転職希望者を応募対象外としてしまったり、書類選考段階で見過ごしてしまったりする可能性があります。


オフィスで会議をする日本人スタッフと外国人スタッフ

日本でバイリンガル人材の採用を成功させるには、各ポジションに対して実際にどの程度の英語力が必要かを正しく把握し、求人票に明確に記載することが大切です。例えば、月に数回メールで英語を使用するだけなのか、クライアントと英語で交渉する必要があるのかで必要な英語レベルは大きく変わります。そして、応募者自身の評価が低くても実際は英語が堪能な場合もあるため、流暢なレベルが必要と感じてもまずは「中級」などと記載し、母集団を増やした上で適したスクリーニングをすることも有効です。

 

日本で語学堪能な人材を獲得するには、日本人の特徴や日本の採用市場の正しい理解が鍵となります。バイリンガル・マルチリンガル人材に特化した採用支援サービス「BRS」では、日本独自のバイリンガル人材採用に精通したコンサルタントが、各企業や案件に最適な人材を見つけるお手伝いをします。また、採用戦略の立案から採用まで、一連の採用活動をご支援する RPO(採用代行)サービスも提供しています。日本のバイリンガル人材の採用について、まずはお気軽にお問い合わせください。

 

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