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キャリアアドバイス

履歴書に書く語学レベルの選択方法

2024-08-21

語学力を活かした転職では、履歴書や英文履歴書(レジュメ)に各言語の習得レベルを記載します。実際のレベルと異なる申告をすると、選考で不利になる可能性や、後々トラブルが発生することもあるため、自身のスキルに見合ったレベルを記載することが大切です。


しかし、自身の語学力がどのレベルに該当するのか、判断に迷う人も少なくありません。この記事では、一般的に企業の求人案件などで用いられる語学レベルと、自身の語学レベルを判断する方法について説明します。


一般的に企業の求人案件などで掲載されることの多い語学レベルは、以下の5段階です。BRSでも、転職希望者様の語学力についてこの5段階を用いています。

● 基礎レベル(Basic)
● 会話レベル(Conversational)
● ビジネスレベル(Business)
● 流暢レベル(Fluent)
● 母国語レベル(Native)

それぞれのレベルがどの程度の語学力を指しているのか説明します。各レベルの判断は業界や企業によって、多少異なる場合もあります。

基礎レベル(Basic)

簡単な挨拶や質問への対応が可能。部分的に相手の言葉を理解し、単語や短い文を用いて、いわゆる「カタコト」で話すことができる。

会話レベル(Conversational)

日常会話では、難しいこと以外は理解でき、限られた表現や語彙での会話や、文章でのやりとりが可能。聞き間違いなどが生じる。

ビジネスレベル(Business)

業務を遂行する上で必要なコミュニケーションを問題なくこなせる。複雑な議論や細かなニュアンスを完璧に理解するには多少の制限があることもある。

流暢レベル(Fluent)

複雑な議論や抽象的な概念、微妙なニュアンスも理解し、適切に表現できる。多様な表現を使って会話をしたり、文章を組み立てたりすることができる。

母国語レベル(Native)

ネイティブと同等の流暢さと理解力、語彙力を持つ。複雑かつ抽象的な会話においても、瞬時に適切な返答ができ、会話の流れをスムーズに維持できる。

語学力を活かした転職では、ほとんどの場合ビジネスレベル以上の語学力が求められます。一般的に、TOEIC 800~850点以上がビジネスレベルと見なされるため、このスコアを取得していると、英語力を活かした転職で有利になると言えるでしょう。

語学力以外の強みも積極的にアピールを


選考では、語学力だけでなく、海外での豊富な経験や、多様性を持ったグローバルなチームをマネジメントした経験も評価につながります。TOEICなどの試験では測れない語学力も存在するため、具体的な経験や、英文履歴書、面接でのやりとりなどで、自身を適切にアピールすることが重要です。

BRSでは、ご紹介可能な求人がある場合、業界に精通したコンサルタントが転職活動の準備から応募書類の作成、面接対策までサポートいたします。ご自身の語学力の判断に迷われた場合もアドバイスが可能です。ご自身の語学力を最大限に活かした転職をご検討中の方は、ぜひBRSにご登録ください。

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